文理探究科

 
2023.12.9(土) 令和5年度長崎県中学生・高校生防災会議(国立諫早青少年自然の家)
 令和5年度長崎県中学生・高校生防災会議が令和5年12月9日(土)に国立諫早青少年自然の家で行われました。本校からは文理探究科1年生の探究活動で「防災」をテーマに取り組んでいるチームの5名が参加しました。
 講義①「東日本大震災における福島の今」では、放射線の影響や甲状腺ガンに関する先進的な研究内容、福島における災害全般と本当の意味での「避難のありかた」について講話をいただきました。
 講義②「災害と向き合う中高生たち」では他校の生徒とグループを作り、主に「防災・減災」についてのワークショップに取り組みました。特に、災害に対する日頃の備えについてのディスカッションを通して、これからの自分自身の探究活動に活かせる新たな知識やアイデアを手に入れることができました。
 
 
2023.11. 2(木) 地元企業研修②「海きらら・森きらら」
 文理探究科80名(1年5・6組)は、今年度最後の校外研修である地元企業研修で九十九島水族館「海きらら」と九十九島動植物園「森きらら」を訪問しました。生徒たちは動植物園や水族館など野生生物を展示する施設の社会的役割についての事前学習を行い、今回の研修に参加しました。現地では、普段は見ることのできないバックヤードの見学や飼育員の方からの詳細なレクチャーを受け、動植物園や水族館が担う地域社会形成のための役割と共に、直面している課題についても学ぶことができました。
 
 
2023.9. 8(金) 地元企業研修①「ハウステンボス」
2023.10.10(火)  郷土文化遺産研修「明治日本の産業革命遺産」
「長崎潜伏キリシタン関連遺産」
 文理探究科80名は、現在、地元企業や様々な世界遺産を訪問しています。そこで、生徒たちは自らの目や耳、肌を通じて、各訪問先のこれまでの課題解決の歩みだけでなく、現在、新たな課題や危機に直面している現状を受け止め、自分自身の身近な課題の発見につなげる学びを継続しています。
          ハウステンボスでの英語プログラム   県内の世界遺産が直面する課題を考える
 
 
2023.7.12(水)~14(金) 関東研修
 茨城県つくば市における先進的な宇宙研究や最先端の科学技術研究に触れるとともに、地元佐世保市とさまざまな連携を図っている東京都渋谷区を訪問し、自分自身の見聞を広め、研究活動や進路実現に向けての意識向上を目指して、3日間の関東研修を行いました。
1.つくば研修
(1)JAXA 筑波宇宙センター
(2)高エネルギー加速器研究機構
(3)サイエンス・スクエア・つくば
(4)筑波実験植物園
(5)地図と測量の科学館
(6)地質標本館
2.東京研修
(1)SHIBUYA QWS (渋谷キューズ)でのスタートアップワークスペース見学
(2)渋谷散策(渋谷センター街)
(3)「渋谷と佐世保をつなげるプロジェクト」(渋谷区役所でのトークセッション)
(4)上野地区研修
JAXA 筑波宇宙センター 
高エネルギー加速器研究機構
サイエンス・スクエア・つくば
筑波実験植物園
 
地質標本館
地図と測量の科学館
SHIBUYA QWS (渋谷キューズ)での
スタートアップワークスペース見学
渋谷区役所
「渋⾕と佐世保をつなげるプロジェクト」
 
上野地区研修
(国立科学博物館など)
生徒感想(一部抜粋)
1.つくば研修 (1)JAXA 筑波宇宙センター 「宇宙飛行士選出の方法や宇宙服の仕組み、指令室の見学など、興味をそそるものばかりで、今後もそれらについて調べてみたいと思った。」 (2)高エネルギー加速器研究機構 「説明の中に物理学の用語がたくさん出てきて、かなり難しい内容でしたが、加速器で初期の宇宙の様子を再現できたり、繊維、薬、生物などに関する研究につながる装置を見学することができ、ものすごくおもしろかったし、未来にどう生かすか考えたいと思った。」 (3)サイエンス・スクエア・つくば  「自分の好きなロボットが何個かあり、本物を見て触れることができたので嬉しかった。」  「昆虫の特殊な色彩を利用した商品が生まれていることがわかり、昆虫と人の関わりについてより興味が深まった。」 (4)筑波実験植物園  「あんなに多種多様の植物を見る機会は九州ではなかなかないので、自分の探究活動に役立つすごく良い機会となりました。」 (5)地図と測量の科学館  「父が仕事柄、地図を使うことが多く、父から聞いたことのある種類の地図も多く見ることができて、地理により興味を持った。」 (6)地質標本館  「土地の液状化の実験をとおして、その原理についての理解が深まった。」 「いろんな化石について知ることができたし、一つ一つ丁寧に説明してくださったので新たな疑問が生まれ、さらに質問し探究することができた。」
2.東京研修 (1)SHIBUYA QWS (渋谷キューズ)でのスタートアップワークスペース見学  「多くの人がお互いに意見交換をしながら楽しく仕事をする、私の憧れがつまった所で自分の将来をイメージでき、私もここで仕事をしてみたいと思った。」  「渋谷キューズでスタートアップの方々が話し合っている内容は、意外にも身近な話題ばかりで、今後の探究活動の疑問提示のためのヒントが得られた。」 (2)渋谷散策(渋谷センター街) 「佐世保の四ヶ町とは違って人も多く活気に溢れていて、どうすれば佐世保もこんな風に人でにぎわう豊かな街にできるか考えるきっかけになった。」
(3)「渋谷と佐世保をつなげるプロジェクト」(渋谷区役所でのトークセッション)  「インクルーシブ公園についてのお話を聞いて、私たちが動くことで町が変わることが分かり実際に行動に移してみたいと考えた。」  「佐世保の町と渋谷がつながっているということを改めて感じて素直にうれしく感じたし、私がやってみたいと思っていることを渋谷で成し遂げた人達の話を聞けてすごく勉強になった。」 (4)上野地区研修  「たくさんの動物たちが暮らすことで、騒音につながっている部分も多少はあると思うので、どのように対策をされているのか探究したいと感じた。」  「科学館や美術館など高校生が無料で観覧できるところが多く、展示物もたくさんあって楽しく有意義に回ることができた。」
 
2023.5.11(木)第1回文理探究科講演会
 長崎県立長崎明誠高等学校の土橋敬一先生を講師にお迎えして、『「探究する眼の育成」~探究テーマの設定と活動に臨む心構え~』と題して、探究活動の原点であり基本となる「課題発見」に関して、身近な生活の中での気づきの大切さと、多角的な視点や多面的な考え方の重要性についてのお話を伺うことができました。
 
2023.4.25(火)・26(水)令和5年度全国高校生体験活動顕彰制度「地域探究プログラム」
オリエンテーション合宿(国立諫早青少年自然の家)
 国立諫早青少年自然の家の先生方や諫早市の職員の方々からのご指導の下、探究活動のプロセスや協働的な学びについて多くのことを体験してきました。
 
2023.4.10(月)文理探究科開科式
佐世保南高校・文理探究科 始動です!!
 令和5年度第78回入学式に先駆けて、文理探究科開科式が執り行われました。文理探究科1回生も元気に南高生の仲間入りをしました。
 
 
 

2023年 4月 

文理探究科 始動

 
佐世保南高校「文理探究科」は、自らで学びを深めることで身につく確かな学力と正解のない問いの解決に挑む課題解決力を身に着けることを目標とする、2023年4月に新たに開設される学科です。
「文理探究科」では、地元長崎県内だけでなく、関東や海外でのさまざまな研修を通して、日頃の学校生活では味わえない科学的・国際的な体験をすることができます。さらに、それらの体験を通じて湧いてきた自らの疑問や興味関心のあるテーマをとことん追究できる探究活動にも取り組めます。このような皆さんの好奇心や探究心をくすぐる楽しい体験や貴重な経験は、高校3年生での進路実現にきっと活かせるはずです。
さぁ、思いっきり充実した高校生活と夢の実現を目指して!!
「君の好奇心を 全力で応援!」 文理探究科で待ってます!
 
※今後も少しずつ情報を更新していきますので、時々チェックしてくださいね。
 
佐世保南高校「文理探究科」紹介Movie